『ロザリオとバンパイア』(ROSARIO+VAMPIRE)は、池田晃久によるファンタジー漫画、及びこれを原作とするアニメなどのメディアミックス作品。略称は『ロザバン
『綺流斗』に続く作者2本目となる連載作品として、2004年5月号から2007年7月号まで『月刊少年ジャンプ』で連載(第1部 全39話)、その後同誌の休刊に伴い『ジャンプスクエア』(以降、『SQ.』)に移籍。『ロザリオとバンパイア season II』と改題の上で話数をリセットし、創刊号から連載を継続している。なお、『SQ.』創刊前には「アニメ化&SQ.連載記念」として、番外編が『週刊少年ジャンプ』2007年43号に掲載されている。第1部の単行本はジャンプ・コミックスより全10巻が発行(第10巻に番外編も収録)。
妖怪が通う高校へ通学することになってしまった普通の高校生・青野月音と、バンパイア・赤夜萌香を初めとする、妖(あやし)達との交流を描く。
2006年5月にドラマCD化されたのを始めとして、メディアミックス展開も行なわれている。テレビアニメ第1期が、主に2008年1月から3月まで独立UHF局他で放送された。更に、2008年3月20日にはゲーム版が発売。テレビアニメも第2期が、『ロザリオとバンパイア CAPU2(カプチュー)』のタイトルで2008年10月から12月まで放送された。
あらすじ
高校受験に失敗してしまった平凡な少年・青野月音は、最後の希望校として、「書類審査だけで入学できる」という怪しげな高校「陽海学園」に入学した。しかし、その学園は人間世界でマイノリティとして片隅で生きることを余儀なくされた妖怪達が通う学校であった。入学式の日、美少女バンパイア赤夜萌香に出会った月音は一目惚れ、一方の萌香は血が美味しいという理由で月音に興味を抱く。
陽海学園では人間社会に溶け込むために生徒も教師も人間の姿をしているが、その正体は全て妖怪や妖(あやし・いわゆる「人外」の存在)。正体をばらすことは校則違反である上に、人間は居てはいけない。月音は萌香に人間であることを隠していたが、知られてしまう。それでも萌香は月音を許し、秘密を共有する。
しかし、正体を隠しつつ妖怪だらけの学校で生活をするのは四苦八苦、悪戦苦闘の連続。おまけに萌香は生粋のバンパイアで妖の中でも最強でエリート中のエリート、普段は十字架で封印しているもう一つの人格は攻撃的で襲い掛かる相手には容赦なし…と、災いは収まることを知らない。果たして月音は、無事に生活することが出来るのであろうか…。
注意:以降の記述でロザリオとバンパイアに関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
陽海学園とは
妖怪だらけの学校。強力な結界により人間界から隔離されていて、結界内では携帯電話すらも圏外である。トンネルと謎の運転士が運行するバスによって外界と繋がっており、全寮制で敷地内に付属病院もあり、校舎は人間界に準じた近代建築であるが、教室や職員室の札など所々に怪しげな装飾があるほか、敷地内の風景は枯れて捻じ曲がった古木や墓石が立ち並ぶなど、独特のうらぶれた雰囲気を醸し出している。
「正体を隠せない」や「適合出来ない」の理由で人間界に居場所を無くした妖怪達のための学校であり、人間の高校教育に相当する基本教養の他に人間界に適応するための教育も行うが、教師陣も妖怪の類が教えているため、人間界から見て多少常識外れな場合もある。
本来、人間が入ることはご法度であり、正体がばれた人間は一人残らず居なくなっているという。また妖怪だらけという特性上、沢山の問題児を抱えている。
クラブ活動も盛んだが、中にはミイラ部などの活動目的が意味不明な部活も存在している。
登場人物
記載されている声優はアニメ・ドラマCD・ゲーム共通。
陽海学園
新聞部
学内に数ある部活の一つ。主人公である月音らが属し、物語の主要な舞台・主要構成メンバーの所属する部活となっている。顧問教師の猫目が受け持つ1年3組の教室が部室(season IIでは、正式な部室ができている)で、月音や萌香(アニメでは胡夢も含む)は教室と部室が一緒となっている。また、名前のどこかしらに「色」の字が含まれているキャラクターが多い(メインキャラクターであることが多いが、作者によれば、それとは無関係。実際、宮本灰次のように色が含まれながらメインでないキャラクターも存在する)。女性キャラクターの制服は、上と足元はバラバラだが、スカートは萌黄色の超ミニと共通のものを着ている。ちなみに、萌香が着ている制服(白いシャツに緑色のブレザースタイルのジャケット)に胡夢が付けている蝶結びの赤いリボンタイを付けたものが、女子の標準制服である。ただし、萌香は襟元の白いラインが一本線ではなく十字形になっている。
青野 月音(あおの つくね)
声 - 岸尾だいすけ
どこにでもいる平凡な少年。6月22日生まれ(かに座)で、血液型はO型。身長170cm、体重58kg。高校受験に失敗して、父・光司が拾った(父曰く、怖そうな神父さんの落し物)「書類選考のみで入学できる高校」という入学案内書により進路を無理矢理決められ、陽海学園で人間であることを隠して生活することになる。「平凡」と呼ばれるに相応しいその成績は、勉強は中の中で体力は人並み。愛称は「つくね」、萌香・胡夢・みぞれからは呼び捨て、紫・瑠妃・心愛・つらら(みぞれの母)からはさん付け、アゲハ(胡夢の母)からは君付け、従姉である響子からは「つっきー」と呼ばれている。
見るからにして平凡な冴えない容姿だが、入学式で出会った学園一の美少女である赤夜萌香に(血の味を)気にいられて一緒にいることが多い。また、柔和な性分かつ他人のために全力を尽くすなど友情に厚く、不思議と人や妖を惹き付けるようで、月音のことを気に入った者が学内に複数おり、学内の男子には羨望とやっかみの視線を向けられたりもしている。感情を剥き出しに怒るとヒステリックになる面もあるが、一応はクラスに馴染んでいる。部活はなし崩し的に新聞部に入っている。
前述の通り「何故か他に好かれる」という性質からはぐれ妖(あやし)達の目の仇とされ、頻繁に襲われて重傷を負わされる事件にまき込まれる。この傷を癒す目的で、数度に渡り萌香に首筋から注ぎ込まれたバンパイアの血の影響により度々半妖(暴走すれば妖怪)に近い身体になってしまい、はぐれ妖の不良連中が結成した組織「反学派(アンチテーゼ)」に命を狙われる破目になる(アニメ版では反学派は登場せず、九曜の率いる公安委員会がその役目に変わっている)。さらに、このバンパイアの血による副作用で、物語中盤には戦いに悦びを見出す破滅的なグール(屍食鬼)となってしまう。
一方、アニメでは「あくまで人間である」という大前提があり、最終回で瀕死の重傷を負って萌香からバンパイアの血を与えられたものの、結果グールやバンパイアのような妖怪にはならず「生命力が回復した」という描写にとどめている。ただし、目の色が一瞬だけ赤くなっており、変化を匂わせる描写が確認された。また、第2期第2話エンディングにも全く同様の描写が映されていた。その後、第2期最終回においても瞳が赤くなり戦闘能力が向上する描写を見せた。しかし原作では、月音が初めてバンパイアの血の力に目覚めた時、瞳は裏モカ同様の縦目の赤い瞳で、自我を失い言葉も発さない描写があったが、アニメでは瞳は赤くなっただけで、裏モカのような縦目にはなっておらず、己を失わず言葉も発していたため、グールやバンパイアなどの妖怪には化していないと思われる。
月音自身は「グール化」した己のことを危惧していたが、エクソシストである理事長にその実力を見込まれ、今後も学園に居られる様、そして最愛の萌香を守るため自ら過酷な運命に立ち向かい、反乱を起こそうとするはぐれ妖達に戦いを挑む。その際、グール化を抑制する「魔封じの鍵(ホーリーロック)」を渡されているが、本来は別の者のために作られたようで、月音のグール化を完全に抑制することはできない。ただし、グール化しても月音の精神は完全には消えておらず、窃盗団との戦いでは窃盗団ボスが変身した胡夢の乳房を目の当たりにして、鼻血を出して倒れてしまった。
season II第2巻時点で5人の女の子(萌香、胡夢、紫、みぞれ、瑠妃)などが月音に好意を寄せており、毎週日替わりなどという声もある。コンセプトは「どこにでも居そうでどこにも居ない主人公」。人気投票では6位と健闘しているが、その過半数以上が屍鬼化Verに投票しているという事態に陥っていた。
赤夜 萌香(あかしや もか)
声 - 水樹奈々
今作のヒロイン。5月8日(世界赤十字デー)生まれの牡牛座で、身長166cm、体重47kg(覚醒時、通常ともに)。趣味はイラスト描き。容姿端麗・頭脳明晰かつ淑やかな性格のパーフェクト美少女。その正体はバンパイアで、以前は輸血用血液パックから血を飲んだこともあるらしいが(アニメではそういった姿も登場している)、普段は「カモメトマトジュース」を愛飲している。登校中に貧血を起こして乗っていた自転車ごと月音に激突し、流血した彼を介抱する際、その血の香りに我慢が効かず、初めて月音の「人の血」を直に吸ってしまって以来、彼の血が大好物となった。才色兼備で近付き難い雰囲気を持つことから、中学まで通っていた人間の学校では遠巻きにされ、孤独を味わった(萌香本人は「自分がバンパイアだから」と思い込んでいた)。そのため人間不信に陥り、極端に一人でいることを恐れている。入学して初めて得た友人である月音を大切に思う気持ちが強く、月音と話しているとすぐ顔を赤くしたり、他の女性が月音と仲良くしているのを見るとあからさまに嫉妬するなど、明らかに月音に対して恋愛感情を持っているが、物語を通じて友情以上の感情に発展しかけては激しく揺れ動いている。
異母妹の心愛の他に、2人の姉がいる。部活は新聞部。愛称は「モカ」で、月音・紫・瑠妃・銀影などからは名前の下に「さん」付け、胡夢・みぞれからは呼び捨て、心愛からは「お姉ちゃん(通常時)/お姉さま(覚醒時)」と呼ばれている。アニメ第2期では、馬獣工業の連中から「ロザリオ番長(通称:ロザ番)」の称号を贈られた。
戦いを好まず、普段からバンパイアの力(もう一人の萌香)を封印するため、胸にロザリオを付けている。このロザリオを外せるのは月音だけで、作中では彼が度々彼が封印されているもう一人の萌香を呼び出す鍵の役割をしている(ただし、常時外せるわけではない)。萌香自身でロザリオを外す(力を解放する)ことは出来ないが、外れたロザリオを装着し直す(力を封印する)ことは出来る。
普段は天然ボケな面もあるが、誰にでも優しく、気弱で泣き虫な性格。身体能力も人間と比べて若干打たれ強い以外、普通の人間と同程度の力しかない(ただし、感情が高ぶると「火事場の馬鹿力」が出ることはある)。敵に絡まれても自分から攻撃することはほぼ無く、相手の攻撃をかわすのが精一杯で劣勢になることが多い。原作では話が進むごとに、弱々しさが増している。
しかし、胸のロザリオを外すと「覚醒」してほぼ正反対の別人格・通称「裏モカ」と化し、主に足技で敵対者を撃退する。妖力を物理的な力に変換する特殊能力があるため、妖の中で一番力が強く、バンパイアの存在を知る者からは「力の大妖」と呼ばれている。ただし、真水に弱い点はバンパイア化しても克服出来ず、水泳部の一ノ瀬部長が率いるマーメイド軍団相手に苦戦を強いられたり、覚醒前にも九曜の側近(大男)からコップに入った真水を浴びせる拷問を喰らった。また、表で受けた影響は裏でも引き継がれる。アニメ第2期の第6話では、この姿にならずとも月音を人質に取った馬獣工業の妖怪に勝利したことがある。
通常時の姿は赤い髪に丸い黒い瞳(アニメではピンク色の髪に緑色が入った黒い瞳)だが、覚醒時は銀髪に鋭い切れ長で瞳孔が猫のような縦の赤目となり、体型も変化する。声のトーンも通常時はかなり高いが、覚醒時はドスの効いた低い声になる。覚醒時の彼女も月音の血が大好物。裏モカは月音に対する感情を「表モカが大事に想っている相手だから」と言っているが、月音には好感以上の感情を抱いている様子。season IIでは幼少時は裏モカのほうが主人格であったことが明らかとなり、表の人格は原作ではロザリオで妖力を封印する際に生まれたとされており、アニメでは父親が人間界に馴染ませる為に本来の性格とは逆の穏やかな性格を与えたという設定になっている。
妹の心愛の発言によれば、家柄は悪党の出。また、原作者の池田晃久によれば、本作が誕生したのは「萌香」のキャラクターが生まれたのがきっかけとのことである。コンセプトは「髪と脚の綺麗な美少女」。ゲームの予約特典についていた設定によると、バストは86cmのCカップ(覚醒時は90cmのDカップ)。人気投票では惜しくも3位(内3分の1ほどが裏モカに投票)であった。
黒乃 胡夢(くろの くるむ)
声 - 福圓美里
クリーム色のベストとルーズソックスがトレードマークの、可愛らしいコギャル風の容姿をした巨乳のサキュバス。8月2日(パンツの日)生まれの獅子座で身長153cm、体重42kg、3サイズは上から92(Gカップ)-55-85。趣味はお菓子作り。髪の色は水色。入学当初、片っ端から生まれ持った自分の美貌で男子学生を魅了し学園を支配すること(彼女曰く「ハーレム計画」)を目論んでいたが、容姿で自身よりも勝る萌香を見て、萌香がいたために計画が崩されたと思い、萌香のお気に入りである月音を妖力で無理矢理操って見返そうとする。しかし萌香に戦いを挑み、覚醒した萌香に返り討ちされそうになった時に(アニメ第1期第2話ではその際に胡夢自身が大泣きした)庇ってもらったことがきっかけで、月音に惚れてしまう。
他人を魅了して意のままに操る能力や強力な幻術を使えるほか、普段は小悪魔ぶっているが、本質的には胡夢の母親や裏萌香が言うように、サキュバスの本質からはかけ離れた純情な乙女で、根はお人よしで友達思い。萌香のことも月音と同じくらい大切に思っていて、月音のことでは何かとやり合うが、基本的に萌香とは仲が良い(部活も、月音と萌香が入ったという理由で新聞部に入部している)。萌香が危機に陥ると必ず月音や紫、みぞれらと共に真っ先に萌香を助けに行く。基本的な性格は違うが、萌香と同じ位にすぐ泣いてしまう側面も持ち合わせている。ただし、萌香が月音のみのために泣くのに対して、胡夢は2人を含めた自分の大切な友達のために泣くことが多い。成績はかなり悪いが、アニメで紫と二人で変装し(胡夢がシャーロック・ホームズ、紫は金田一耕助をイメージした姿にそれぞれ変装した)銀影に推理の答えを告げたり、話合いなどのやり取りの際、ボケた相手(特に萌香)にドロップキックやハリセンなどでツッコミを入れるなど、決して頭脳は悪くはない模様。また、意外に相手を見る目が鋭く、アニメでは第2話の段階で月音が人間であることに既に気がついているような描写と台詞があり、第12話で月音を一旦拒絶したのも、「月音が人間だったから」ではなく、「人間だったことを自分に隠していた(嘘をつかれていた)」からで、原作では「人間だろうと妖怪だろうと、そんなの関係ない」と言うなど、他のメインキャラクターのように人間を毛嫌いしている様子はない。また、スイーツ作りが得意で、よくクッキーを焼いたりしている。嬉しいことがあると、「Yahoo-(やふー、もしくはやっふふー)!!」と言う(笑って誤魔化す際や苦笑する際にも、声音が異なるが同じセリフを言う)のがお約束。また、学園の一部には萌香以上に熱狂的な支持者がいる。
原作では当初、月音や萌香とは別クラスだった(season IIで同じクラスになる)が、アニメでは最初から月音や萌香と同じクラスになっている。そのため、アニメでの本格的な登場は第2話からだが、第1話にも台詞無しで姿だけは登場していた。アニメではやたらと胸を強調した演出がされている。
月音・萌香からは名前の下に「ちゃん」付けで、紫・瑠妃・心愛からは名前の下に「さん」付けで、みぞれからは呼び捨て(アニメ第2期では「(妖怪、エロ)乳女」とも)で呼ばれている。なお胡夢が相手に対して呼ぶときは、年上なら名前の下に「さん」付け、同い年なら呼び捨て、年下なら名前の下に「ちゃん」付けで呼ぶ。1年経ったseason IIでは自慢の胸はさらに大きく、柔らかくなったらしい。本人曰く、大きさより柔らかさが重要とのこと。また、胡夢は月音を奪おうとして胸の芸を披露する一面も。コンセプトは「色気と純情」。人気投票では萌香に勝ったもののみぞれに負け2位となった。
仙童 紫(せんどう ゆかり)
声 - こやまきみこ
パッチ ジベタリ ダゴン ライト スタウト 天福 クロム サマリア リポータ 東海道 バック ストイシ メディシ バレンシ みずほ セラピー シビリテ チレン ノニオン いかほ フォルム なんごう ガロール スパン あの海 マフラ めむろ ナゲット マスカ ボール パート スノー ピーケ パーセル ドオド レインボー マガジン ギャグ チェアマン 海岸通り 千年の時 シャド 白うり ティクス バトラ コボル ユーカラ キンバリー デラウ しじゅう
先が折れたとんがり帽子とマントがトレードマークの可愛らしい天才魔女。3月3日(ひな祭り)生まれの魚座で趣味は占い。身長137cm、体重37kg、3サイズは上から71-52-70。初登場は第3話。飛び級により、わずか11歳で入学してきた。髪の毛は少し茶色がかった黒。魔女は人間と妖の境界にある存在であることから、人間からも妖怪からも嫌われ、また陽海学園でのテスト成績はトップだが妬みから冷遇され、極度に他人を信じられなくなっていた上に、魔法で仕返し悪戯を繰り返していたために周囲から孤立していた。当初はイジメに遭っているところを庇ってもらったことから萌香に付きまとっていたが、後に孤独から救ってくれた萌香と月音が大好きになり、2人をこよなく愛する。常に敬語を使っていて、「ですぅ」などが口癖。「魔女」「子供」という要素から、人間や妖怪問わず「ロリコン」「萌え」要素に目をつけられ、しばしば散々な目にあっている。また、見かけとは裏腹にかなりの毒舌家で、原作では実際に相手のことを「○○丸出し」と語ってネタにする癖や(胡夢のことを「バカ丸出し」、瑠妃のことを「ドM丸出し」と語っていた)、モノマネをして(season IIでは李々子先生がかけていた物と同形状の眼鏡を使って、アニメでも胡夢がホームズに変装したのに対して、紫は金田一に扮装して、台詞回しも真似した)自ら爆笑して楽しむ場面もあった。
胡夢とは、主に胸の大きさなどの女性的な魅力に関する事柄で子供っぽい衝突を繰り返していながら(初登場時に初対面の萌香に抱きつこうとして押し倒し胸を揉みしだいたり、以降も胡夢の巨乳に自分の胸で当てさするなど、実際にはセクハラに該当するようなことを行っている)も、最近は良きコンビになりつつある。部活は月音達に合流する形で、同じ新聞部に入部した。ツッコミの代わりに金ダライを降らせる(ドリフの定番ギャグ)魔法を使うが、何故か銀影に対してだけは机や刺付き鉄球など、洒落にならない物を降らせている。また魔法だけでなく、自らオリジナルで魔法アイテムを開発・調合することも得意な模様(原作第2部では、第1話に萌香へのイタズラ目的で媚薬を、第6話では心愛への助太刀のために事前に身体成長薬を開発した)。メインキャラクターからは全て名前の下に「ちゃん」付け(ただし、みぞれのみ呼び捨てで呼ばれている)で呼ばれ、彼女自身は相手は全て「さん」付けで呼ぶ。
アニメでは第3話から登場。原作の合宿編では人間を恐れて人間界に行くことを拒むシーンがあったが、アニメではそのような描写はない。また、第10話で魔具を使わないと(紫だけでなく、魔女全てが)魔法が使えないことが明らかにされた。アニメ第2期では、紫に似た服装をした両親も登場。コンセプトは「コテコテ魔女っ娘」。人気投票では8位とヒロインの中で最も低い結果になってしまった。